INTERVIEW

2019 WORKMANSHIP PRIZE | Chia-Han Hsieh

秀作賞を受賞したChia-Han Hsiehさんに、作品制作の背景をインタビュー。

秀作賞|Chia-Han Hsieh「We r flower in green house, We r baby in city jungle」

―作品のコンセプトについて詳しく教えてください。

大学から社会に出る彷徨をテーマとしました。新卒予定の私たちは、温室の中の花や、赤ちゃんのように社会という森に入って冒険し始めます。これらの概念を服の形・色・細部やアクセサリーなどに転化し、彩り豊かな花のようなパラシュート兵の戦闘服を着て、脱げない赤ちゃん帽子をかぶり、さあ服装を整え、新たな冒険を始めましょう。

―制作で大変だったこと、工夫したことを教えてください。

ニットを作ることさえ非常に時間がかかることでしたが、温室のような感じを作り出すため、ポリ塩化ビニールを外カバーにしたことで、ニットの柄は見えにくくなってしまいました。点を一つ一つ固定し、花のモチーフを一つ一つ縫わなければいけませんでした。装飾というだけではなく、一つの固定方法にもなっています。

―ファッションを学んでいる理由を教えてください。

母もファッション関係の学科を卒業したため、小さい頃から慣れた環境に育ち、だんだんと興味を持つようになりました。それに家族のサポートを得ることができ、大学はファッション関係の学科を選択し、入学しました。

―あなたのクリエイションに欠かせないものを教えてください。

コントラストです。
服の材料か、形かあるいはテーマの対立などでも、私の創作は対立している両者を様々な方法を用い、同時に対立と調和が分かるようにしたいと思っています。

―好きなデザイナーとその理由を教えてください。

ラフ・シモンズさんです。
ディオールのアーティスティック・ディレクターに就任してから、いつも憧れを抱いています。市場の反応を顧みず、アイディアとビジネスとの間をバランスと革新によって保持している所は、とても素晴らしいと思っています。それに、シモンズさんは自分のブランドを経営している時にも、市場反応とアイディアのバランスをよく取っているなと思いました。

―10年後のファッションに対するあなたのビジョンを教えてください。

大衆が好むスタイリングは今と比べ違いはないと思っています。ファッションというのは、脱出できないループのようで、組み合わせられ、繰り返すものです。でも、服の作り方はどんどん進化すると思います。例えば、ニット製品業界には、最近縫わないニットや一体成型など新しい技術が広まっています。そうすると、労働力を節約することもできるし、服の製作も速くできます。これからは、このような方向に進んでいくと思っています。

―今後の目標を教えてください。

近いうちにファッションの学位を取り、卒業後はプロの分野に進み、自分のデザインと技術を鍛えたいと思っています。または、文化ファッション大学院大学に進学し、修士の学位を取り、日本の服装業界に入りさらにに深く学びたいとも思っています。

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